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【10月19(土)みのりフェア2024】どかんどかん祭り開催決定!

 

FMはなび開局5周年を迎えて③ 根田朋子

FMはなび 根田朋子

『JOZZ2BMFM こちらは大仙市のラジオ局FMはなびです』
この一言を発声することがこんなに緊張するなんて思いもよらなかった私。
これまで、人の前で表現することが好きで緊張は心地良い心の張りなんて思っていたはずなのに。

2015年8月8日(土)大安吉日。FMはなびの開局当日。
前年の花火ウィークをはじめ、開局準備事務局であり現在のヒカリオのスタジオに引っ越しをするまでの日々を過ごしたグランマート中通店向かいの仮事務所2階の通称「FMはなび中通りスタジオ」のマイクの前に座りそんなことを思っていました。

その緊張が少しほどけてきたのは、開局のその時を迎えるまでの日々を思い出したからかもしれません。

遡ること開局から13か月前。2014年の2月。
まだ『FMはなび』という愛称もなく、大仙市コミュニティFM開局準備事務所を開所するための準備が最初の仕事でした。
今では笑い話ですが、放送機材はおろか、デスクもないところから藤沢前局長と掃除道具やトイレットペーパーを買いに行ったこと。

2014年8月17日~24日。
花火ウィークにあわせ開局前の試験放送を兼ねて行われた「だいせんイベントFM放送」。
降り続いた雨の影響で予定していたイベントが中止になり、イベント会場に移設した湿度80%オーバーのコンテナハウスから大雨情報を伝え続けたこと。
その大雨に振り回され開催が心配だった「第88回全国花火競技大会」での初の花火実況を小西 亨一郎さんとともにお届けしたこと。
最後までイベント放送を聞き続けて下さった方々からのメッセージに励まされたこと。

その後、FMはなびの現在の仲間も増え、花咲レディースをはじめたくさんの同志たちと準備を重ねてきたこと。笑ったり、泣いたり、焦ったり、突っ走ったり。
思い出を反芻しているうちに、開局初日にして怒涛の8時間の開局特番がスタート!

あれからあっという間の5年。
放送だけではなく、いろんなイベントやお祭りの司会にお声がけ頂いたり、取材やレポートでお邪魔させていただいたり、大仙市内の沢山の笑顔のパワーを糧に日々マイクに向かっています。

平日夕方の5時、中通りスタジオのたった一つの窓から見えていた夕焼けの空は、ヒカリオスタジオの3面ガラスから見えるヒカリオイベント広場を行き交う学生。お迎えのお母さんに笑いかけながら走り回っている園児。お仕事帰りの方。
そんな夕方の街の風景に変わりました。

季節の移り変わりをほぼ毎日同じ場所にいて、話をする。情報を伝える。
“心地良い心の張り”を忘れずに。

FMはなびが大仙市の当たり前の風景になれる日を目標に、これからも87.3MHz大仙市のコミュニティFM局 FMはなびを何卒よろしくお願いします!

FMはなび 根田 朋子






FMはなび開局5周年を迎えて②福原尚虎

FMはなび 放送局長 福原尚虎

いま、もっともやり甲斐のあるラジオの仕事と言えば、コミュニティFMで間違いない。
つい最近も、警察署から来た「迷い犬情報」を放送したところ、無事再会出来たと、飼い主ご自身からお礼の電話を頂いて、こちらも勇気づけられた。
これが出来るのが、これをやるのが、コミュニティFMなのだと。

仕事を終えて帰り道のスーパーで買い物をしていると「この前の特別番組良かったですよ」と売り場で声をかけられた。
ああ、それはどうも、と照れ笑いの会釈をしながら、実は心の中では躍り上がるほど嬉しかったりする。
帰り道のスーパーで!まさに町内会だ。

市役所に寄せられた声の中で「FMはなびが出来てから大仙市の8地域が一つになった気がした」というお言葉があり、これはもう本当に報われた気持ちになった。
15年前に8つの市町村が合併して出来たのが大仙市である、その広さは東京23区より広い。
当然、僕にも全くわからない地域があったし、その「規模感」を掴むのに時間がかかった。
ただ、ひたすら大曲、太田、神岡、協和、仙北、中仙、南外、西仙北、と8つの地域の名前を言い続けてきた。
だから社交辞令だったとしても、大仙市が一つになったという言葉は「勲章」である。

もちろん、まだまだ、皆なの期待に応えられている放送局だとは思っていない。
目指している事も、やらなくてはいけない事も山積みだ。

電車に乗って大曲駅に近づく時、窓の外に広がる住宅を見渡すたびに「この景色の中で、どれだけの人がFMはなびを聴いてくれているだろう」という気持ちになる。
できる事なら一軒一軒訪ねて、どうかラジオを聞いてくださいと挨拶したい心境だ。
そんな気持ちにさせてくれるのがコミュニティFMで、この感情は他の放送では湧いてこない。

そういえば最近こんなこともあった。
ガラス張りのFMはなびスタジオは、駅前の「ヒカリオ広場」にあって、前を通る人の多くは笑顔で手を振ってくれる。
ある時、初めて出会った一杯機嫌のお父さんがこう話してくれた。
「オレはあそこのスタジオの前を通る時、中に人がいたら必ず手を振ることにしているよ。だって、嬉しいじゃないの。ラジオがあるんだヨ、この街に!」
どれだけ恵まれている放送局なんだと心底思う。

ところで、放送局は5年が節目だと言われる。
いや、3年を契機に状況が変わる。という言葉も聞いたこともある。
つまり、開局当初は新しくて珍しくて盛り上がるが、時間が経つと飽きられる、出演者のテンションも下がってくる。
しかし、FMはなびだけは違うと心底思っている。
他のどことも違う放送局を目指していて、どこも出来ない事をやるのがFMはなびだからだ。
まあ、ラジオをやってる人なら皆んな同じ気持ちなんだろうけど。
でも、FMはなび、これだけ期待と愛情に囲まれているんだから、出来ないはずが無い。

コミュニティFMにしか出来ないことを積み重ね、ラジオがかつて失ったものを取り戻す、5年経ってもこの気持ちは変わらない。






FMはなび開局5周年を迎えて① 賢木新悦

株式会社TMO大曲 代表取締役 賢木新悦

8月8日 FMはなびは、開局5年目を迎えました。
東日本大震災の際に被害状況や消息手段としてラジオが多く聴かれた事と市町村合併から10年を迎え市民が他の地域情報を収集する機会としてコミニティラジオ局の設立を願う多くの方々の熱意と大仙市のバックアップで誕生いたしました。
特に栗林前市長、老松市長には公設民営の制度設定いただき現在も市政報告や議会の協力をいただいております。また、スポンサーですが地元の優良企業の皆様からはご協力をいただいております。
放送内容では、朝、昼、夕の生番組は出演者の個性的な内容となっておりますし、花火の特番や地元野球中継も充実してきています。各団体、グループの協力の番組も欠かせません。
また、

これからの「FMはなび」は
1. 地域にとって、なくてはならない情報を提供する
楽しい話題。子供の活躍、嬉しいこと、自慢なこと
生活での欠かせない情報、子育て、介護、医療
2. 地域づくりの情報発信
地域の素晴らしい人々、頑張っている人、元気な高齢者、ボランティア
3. 市民の安全安心の情報 全国に頻発する異常気象による洪水、地震、台風、大雨、土砂災害に対しての災害情報、避難情報
4. TMO大曲の他の部門、生涯学習活動施設「ペアーレ大仙」ヒカリオ広場、駐車場管理
との連携

今後、マスメディアとしての「FMはなび」の姿は
マスメディアは従来の新聞、雑誌、テレビ、ラジオに加えて1990年頃からインターネット普及があり異次元に入っています。私共のラジオ局は小さいですがこの大きな波を避けることはできません。
従来の地域密着の番組づくりと元気づくりは基本として継続していきますが、ここ数年にわたって展開しています他のメディアとのコラボレーションの新しい取り組みです。
四季の花火に合わせたマガジンの発行、地元新聞、CATVとの連携、HPの充実、SNSの活用等を今後も加速化して進めてまいります。
今、全国ではコミュニティFMが332局を数えます。その中で地方にはなくてはならないFMラジオのモデルを作ることが「FMはなび」の姿です。
今後とも市民の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

※FMはなびと共に5年間東京から番組配給を下さってます株式会社ミュージックバード様から頂きました






【FMはなびスプリングキャンペーン2020】ありがとう!元気の種まき!!

【元気の種まき!笑顔の花を咲かせましょう FMはなびスプリングキャンペーン2020】

2週間に渡ってFMはなびスプリングキャンペーン「元気の種まき!笑顔の花を咲かせましょう」を展開してまいりました、20数か所のレポート地を巡り、沢山の笑顔と出会えました。

とにかく街を元気にしたい、そんな思いの私たちに応えてくれるかのように、逆境にも笑顔で立ち向かう頼もしい街の人たちの声を届けられて、本当に嬉しかったです。

最後のレポート地、お好み焼き凛のマスターの一言、「とにかく負けられねべで!頑張って乗り越えるしかないんだ」
ということで元気の種まきは無事終了、蒔いた種が花咲く日はきっと来ます!!

レポート順に‥
大仙市観光情報センターグランポールさん、花ハウスグレボさん、エクステリアプラザ パルレ さん、イーストモールさん、菓子司つじやさん、イオンモール大曲ルーシーカンパニーさん、創作酒菜 天ぷらランタンさん、アキモト酒店さん、グランドパレス川端 屋久杉さん、細谷農園さん、コイケ種苗さん、焼肉大同門大曲店さん、アグリフライト大曲さん、グランマート白金店さん、あきた美郷づくり株式会社さん、仙北市観光情報センターさん、グランマート白金店さん、ダイセン創農さん、居酒屋キンギョさん、丸の内グレースさん、お好み焼き凛さん、ありがとうーーーー

     






【お知らせ】放送設備点検を実施します

11月7日(木)放送設備の点検作業のため、一部地域でお聞きになられない時間が数分発生します、ご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますようよろしくお願い申し上げます。






ストリートライヴ!!

「ストリートライヴ」が本格的にミュージシャン達の活動の場となったのは、「ゆず」が横浜伊勢佐木町で歌いブレイクしてから、つまり90年代の終頃だと思う。
それまでは、度胸試しや練習がわりに道端で歌ってる人、投げ銭目当てで大道芸的に演奏している人、そんな風変わりなごく少数のミュージシャンが駅前や地下道で歌っていた。

しかし、「ゆず」がライヴハウスではなく商店街の一角で定期的に歌いはじめ、100人を超える観衆を集めるまでになり、そのまま全国デビューを果たしたことで、
「ストリートライヴ」はファンを獲得し、自分たちの音楽を世間に発信するための、重要なステージとなったわけだ。
僕も路上ライヴだけで1000人の大ホールを埋めるアーティストを何人か見てきた。

言うまでもなく、許可を得ずにゲリラ的にやるこのストリートライヴは法的にはグレイな位置にあるため、「通報」されるとパトーカー沙汰になったりもする。
「ゆず」以降加熱したストリートライヴシーンでは、バンドの逮捕劇も実際にあった。

「ストリートライヴ」は、ミュージシャン育成の場にもなった。
気に入ったら足を止めて聴くし、興味が失せたら去っていく。
音響機材も簡単なカラオケセット、もしくは生歌(なまうた)、ライヴハウスのように照明もない。
歌の実力だけじゃなく、ライヴの構成や、歌の合間のトーク、MCもかなり重要だ。
これに関しては本当に長けてる人は長けていた!
独特のコツややり方がある。

例えば、あるバンドはずっと演奏を続けず、2曲おきに休むと言う。
休む前に「次の曲で最後になりますが‥」と告げて歌う。
すると立ち止まって見ている人は「次で終わりなら、もう1曲くらい観ておこうか」という気になる。
そして曲が終わったらすかさず話しかけて仲良くなり、ライヴチケットやCDを売る事に成功する。
この「あと1曲」を数回繰り返すというのだ。

こんなの序の口だ、とにかくたくましい。
ただぶらっと外に行き歌って帰ってくるのではない、バンドの重要な「仕事現場」にストリートがなったのだ。

チケットを買って観にきたファンに囲まれたライヴハウスと違って、ストリートでは自分たちは全く何でもない存在だ。
気を惹こうと有名なヒット曲を歌うと、ちょっと人が集まる。
しかし自分のオリジナル曲を歌うと、去っていかれる。
この世の中において、自分の音楽が実際どんな存在なのかを思い知る。
そしてどうすれば去らずに聴いてもらえる歌を歌えるようになるのか、本気で考え努力する。

札幌の路上で歌っていたと言う高橋優も、そんな修行を積み重ねてきたんじゃないだろうか。
ミュージシャンにとって、すごく厳しく、時にはすごく暖かい出会いの場所、それが「ストリートライヴ」なのである。

と、ここまで書いてお気付きの方がいるかもしれない。

ミュージシャンが自分の音楽を発信し、その評価を直に受け取り、技術やプロデュース力を学び磨く場所、それがストリートなんだけど、
実は、そもそもその役割をラジオが果たしていたはずだった。そんな時代があった。
ラジオやライヴハウスなど、本来ミュージシャンたちの主戦場となるべき場所が、その役割を果たせなくなったから、人々は路上に「出て行ってしまったんじゃないかなあ」と考えると、後ろめたくなったりもした。
一頃、ひたすらストリートミュージシャを取材していた時期があったけど、贖罪の気持ちがあったからかもしれない。

舞台は地面、天井は空。
自分の声だけで未来を切り開く、ストリートライヴの真剣勝負を明日ヒカリオ広場で見られますように!

FMはなび 福原尚虎

 

 

 

 

 






【FMはなび EARLYSUMMERキャンペーン】大盛況でした~♪

FMはなび名物のキャンペーンレポート、今回はアーリーサマーキャンペーンと題して10日間、20ヶ所をまわりました。
レポーターは大好評につき、DK&ハルナの黄金コンビ+FMはなび根田アナ、藤田アナ。
いや~楽しかったなあー♪
特に、最近大仙市(あと美郷)に新しいお店がどんどん出来てますね、どこも大人気です。
これからもFMはなびは、街の新しいワクワクをお届けしてまいりますっ!

 






番組出演者発掘も兼ねた「はなし方講座」開講

大仙市兼行分か活動拠点センター「ペアーレ大仙」のご協力のもと、
半年間のカリキュラムによる「はなし方講座」を開講しています。

大仙市民全員がラジオパーソナリティーを目指すFMはなびとしては、
一人でも多くの方に番組で喋って頂きたい。
自分の考えを楽しく、わかりやすく、効果的に伝えることができるようになる講座を始めました。

話すことの上手な人がたくさん 現れたら、街はもっと楽しくなるはず!

人と話すことが苦手で克服をしたい、という方の為の初級クラス。
そのちょっと上のコースで中級コース。
2つ設けましたが、いずれも初心者向けなので気軽に中級から始めてもらって構いません。

【内 容】
発声練習
ナレーション
フリートーク
レポート実習
司会実習
放送・アナウンス概要
進路カウンセリング(中級クラスのみ) 等

【クラス】
初級クラス 「話し方が上手になりたい方」 開催日:第 1・3 日曜日 15 時~16 時 30 分(90 分)
中級クラス 「将来、放送パーソナリティやタレントを目指したい方」 開催日:第2・4日曜日 15 時~16 時 30 分(90 分)

【問い合わせ先】
大仙市健康文化活動拠点センター
ペアーレ大仙
〒014-0024 秋田県大仙市大曲中通町6-10
電話 0187-63-8600 FAX 0187-63-8683
メール mail2@peare-daisen.com
営業時間 平日 9:30~21:00 土日 9:30~17:00






ひとあし早く春が、、

花ハウス・グレボさんから桜を頂きました♪
春の訪れ「啓翁桜(けいおうさくら)」
早くこないかな〜 春

 






2018夏、あけましておめでとう  FMはなび藤田浩士

金足農業高校が夏の甲子園で巻き起こした旋風を追い風に、秋田県そのものが注目された2018年8月。
その最終土曜日25日に開催された第92回全国花火競技大会。
花火ファンからは、「あけましておめでとうございます」と声を掛けられ、ああ、いよいよこの日が今年もやってきたなと実感します。

2つの台風接近で心配された天候も、当日はいたずらな雨も時折ありましたが、皆様の願いが届いたのか打上時刻には雨もすっかり止んで会場のコンディションもバッチリ整いました。

FMはなびでは大会前日から花火特別編成と花火時報をお届けしました。
交通情報、街の賑わいリポート、はなびうた特番やラジオドラマ。ほろ酔い対談や公開生放送、そして花火実況生中継に翌日の表彰式中継などなど・・・・・。

仕事をしていても、やはりこの日が花火の街の「お正月」なのかなとじんわり感じました。
今年は金足農業感動ありがとう花火も打ち上げられ、スクールカラーである紫の花火が夜空を彩りました。粋な企画に大曲の花火にも「ありがとう」ですね。

私は会場の大曲の花火公園から大曲の花火実況生中継を担当させていただきました。
内閣総理大臣賞を目指して打ち上がる花火はどれも珠玉の芸術作品なのですが、会場でしか味わうことのできない、独特な緊張感が打ち上げ現場と対岸にいる客席の我々にもひしひしと伝わるのがさらに感動を増幅させます。

KONYとシンジマンの、今打ち上がった花火はどんな色で、どんな形で、どんな変化をしたのかという解説の先に花火師の思いや完成までの大変さがどれ程のものかが中継担当4年目にしてほんの少しわかってきました。
新しい技術やアイデアを取り入れ工夫を凝らし、地道で手間暇のかかる作業を何度も何度も繰り返し、やっと完成したものはパッと開いてパッと散っていきます。
ただ花火は散るからこそ美しい・・・その美学が花火のロマンなのだと空を見上げて想います。

大いに沸き、感動した夏。
大曲の花火が終わると秋はもうすぐ。
まだまだこの街は花火シーズン。1年中花火シーズン。

「あけましておめでとう」に続く言葉は、
「今年もよろしくお願い致します」by秋曲&冬曲&春曲
といったところでしょうか(笑)

今年も感動とロマンをありがとう!
花火師の皆さん・大会関係者の皆さん・スタッフの皆さん・大曲の花火にいらした皆さん
ありがとう!
そしてゆっくり休んでけれっす。