大曲にローカルFMを作ろう。資金は?知識は?何のために?誰のために?
今から約10年前そう思って動き回っていたことがある…
十年近く前、大曲市街地中心部が大雨にて側を流れる丸子川が氾濫し繁華街ほか住宅地が床上浸水になったことがある。
中心部の大きな主要道路が、氾濫によってあちらこちら寸断され、進路が塞がれ、身動きがとれない状態がしばらく続いた。みんな困り果てた。
各地域のアンバスもその大雨により水が溢れ出し、通行止めになる。
がしかし、その情報は、テレビはおろか当時のAMラジオ、FMラジオでは何も知ることができない。
我々地元の災害情報を発信、共有するツールが何もない。
「 これはマズイ。 」
これが当時ローカルFMを作ろうと思ったきっかけだった。
開局するためのノウハウも知る由もなく、当時はFMユートピア(湯沢地区)の知り合いに局ができるまでの話を聞いたり、インターネットで調べてみたりと、どうすればFM局を発足できるのか勉強しました。
しかしながら自身、昼の仕事や様々な人付き合いなどがあり、それに集中して取り組むことがなかなか難しくもありました。
そんな中、2014年頃でしょうか大仙市にFM開局という知らせが飛び込んできました。
とりあえず、ホッと胸をなでおろす、と言うかとにかく今後の大仙市における様々な情報発信や災害時の情報共有ツールがより一般市民に近いものになるのではと強く感じました。
そして2015年8月8日大仙市にローカルコミュニティFMが開局しました。
開局してから1、2年経ったころ、僕が所属している大曲商工会議所青年部からFMはなびラジオ番組企画スタッフの話があり、FMはなびに携わる切っ掛けができました。それから今現在まで、番組の進行や、イベント企画などを経て自分の番組を放送させていただいています。
「ラジオとは何か?」「ラジオを聴いてもらうためにはどうすればいいのか」「何を伝えればいいのか」「また聴きたい!と思ってもらうためにはどうすればいいのか?」なんていう永遠のテーマを日々考えながら番組を作っています。
へこたれずに今後も皆さんに聴いていて飽きのこない楽しい番組を送り続けていきたいなと思っています。
開局から今日に至るまで、この地域市民の安全・安心につながる災害時の情報共有ツール、そして大仙市に一体感をもたらせると共に市民同士の情報ネットワークの活性化が、徐々に構築されてきているのを肌で感じています。
もっともっと皆さんのより身近なラジオになれるようにみんな頑張ります!
FMはなび 開局7周年 Congratulations!
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人気パーソナリティーによる開局記念コラム、今年は今や大仙市民の話題の的(!?)日曜午後の生ワイド「おおまがりスーパーアリーナ」(14:00〜16:00)メインパーソナリティーのデニーロ大友さんの登場。
最強アマチュアバンドAKAMAMUSHIのベーシストとして活躍し、ライヴハウス&Bar「UN REVE」を経営するなど、街の音楽シーンを支える重要人物。
番組もスタジオライヴや競馬予想、80年代アイドルコーナーとやりたい放題の2時間生放送です♪
是非チェックを!