FMはなび 佐藤香
チャーハンとFMはなび
8月8日はFMはなび開局記念日である。
そして、チャーハンの日でもある。
チャーハンを辞書で調べると「豚肉・卵・野菜などをまぜて油でいため、塩や醤油で味つけした飯。焼き飯。」と、ある。みんなが大好きな「あれ」だ。
まずチャーハンを知らないものは、日本人であればほぼいないであろう。
知らないとすれば、どんな環境で生きてきた方であろうなどとしばし思いを巡らせるほどだ。
さて、私が今書かんとしているのはチャーハンとFMはなびの事だ。
多くの方にはなんのこっちゃ、の話ではあるが、先日自宅にて自分で作った自画自賛チャーハンを食べながら、チャーハンとFMはなびは似たものなのだと考えるに至ったので、開局5年を迎えたのを機にここに記してみたい。
チャーハンの好みは人それぞれ。
パラパラ系を王道に、最近はしっとり系なんてものもある。
中華料理の老舗店で食べる、高等な技術を駆使して作られた絶品チャーハン。
町中華のカウンターの奥でオヤジが作る年季の入ったチャーハン。
夏休みの実家で母ちゃんが食べたいもののリクエストには答えず有無を言わさず昼に作るチャーハン。
自分で作った日によって味がまちまちのチャーハン。
具材も違えば下ごしらえも違う。
ごはんは炊き立てか、冷凍をチンか。
叉焼かベーコンか。
ネギをいれるか。玉ねぎ入れるのもうまい。
高菜入れたりキムチ入れたり。レタスチャーハンもあるよね。
みんな好みの具材を入れて作っているはず。(ちなみに私はナルトが入っているのが好ましい。)
炒める前にご飯に生卵を混ぜちゃう人もいれば、卵は一番先に火を通して寄せておく人も。
いずれにせよどんなチャーハンも旨い。日本人を虜にするチャーハン。
FMはなびもそうでありたいのだ。
日本にはたくさんのラジオ局がある。
全国で多くの人々に愛され聴かれている放送局から、地方のコミュニティ放送まで。
その放送局の中で日々番組がごまんと放送されている。
番組やパーソナリティの好みも人それぞれだ。
放送局の色のようなものもあり、あそこの放送局が好きだとか嫌いだとかあるだろう。
FMはなびもそのあまたある放送局の一つとしてチャーハンのように人々に認識され、これは好きだ嫌いだ言われ、そうして人々を虜にしてみたい。
開局以来、FMはなびはたくさんの方の力を借り、その個性が混ぜ合わさり独自の味を出してきたと思う。
時には失敗し、そして時には極上の味を出せているのではないかと少々自画自賛しながら進んできた。
開局5周年を迎え、さらにその先を目指す。
国民食にはならずともせめて大仙名物として名を馳せれるように。
持論を展開したFMはなび佐藤オススメのチャーハンは、(左)大ちゃんラーメン『裏メニューチャーハン』メニューに載ってないけれど誰でも頼めるって言う不思議なヤツ。
(右)エリヤ神岡『チャーハン』大好きなナルト入りで、正に神。
FMはなび
住所/秋田県大仙市大曲通町1-14